前の記事に引き続きお酢ネタです!
今回は、お酢のさまざまなパワーについてご紹介します。
Contents
5つのお酢パワー
疲れを吹き飛ばす!
お酢に含まれる酢酸やクエン酸には、身体から疲れのもとを追い出してくれるはたらきがあります。
また、疲れを感じるのは、エネルギー源となるグリコーゲンが不足してしまうことも原因のひとつ。
疲れた時は糖分をとってグリコーゲンを補いますが、このときお酢を一緒にとるとグリコーゲンがすばやう補充され、疲れから早く回復できるといわれています。
お酢にはちみつを加えたドリンクなどが手軽でオススメです。
カルシウムの吸収をサポート
骨を丈夫にする栄養素といえばカルシウムですが、カルシウムは体内に吸収されにくいという特性があります。
お酢に含まれる酢酸やクエン酸は、食事あに含まれるカルシウムを引き出して、吸収しやすい形に変える働きがあります。
そのため、カルシウムをお酢と一緒にとると、カルシウムの吸収率は30%~50%アップとの報告も。
骨の形成に役立つマグネシウムに対しても同じように働くので、お酢はカルシウム補給のサポート役にぴったり。
小坂などをお酢で煮たり、牛乳に酢を混ぜて飲んだりなどのひと工夫を!
牛乳にお酢を混ぜるとたんぱく質が固まって、トロッとした感じになります。
***ブルーベリー黒酢は牛乳で割るとフルーチェのようになります***
運動する身体に必要な栄養素
必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つは分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれ、スポーツに欠かせないアミノ酸として注目されています。
BCAAは筋肉組織の主成分で、筋のたんぱく質に含まれる必須アミノ酸の約35%を占めています。
そのため、BCAAを補給すると筋肉組織の減量が豊富になり、筋力アップやスタミナ維持につながります。
また、スポーツの直後や睡眠前にBCAAを補給すると傷んだ筋肉をすばやく回復させて筋肉痛や筋肉疲労を防ぐ働きもあります。
疲労回復といえば、お酢に含まれるクエン酸もあります。
お酢は糖分と一緒にとると筋肉へのグリコーゲンの蓄積を早めるので、運動の後はお寿司や酢の物などを食べるとよいでしょう。
キレイを応援
お酢に含まれるクエン酸やアミノ酸には、脂肪をたまりにくくする働きがあります。
身体に十分な量のクエン酸があると、クエン酸サイクルがきちんと機能して、余分な脂肪を燃やし、エネルギーに変えてくれます。
また、アミノ酸は運動前にとると脂肪燃焼を促進するはたらきがあります。
成長ホルモンに関わるアルギニンは筋肉の強化や新陳代謝を活発にします。
お酢には消化吸収を助け、腸の動きを活発にする働きもあるので、食物繊維が豊富な食材とお酢を一緒にとることで便秘の改善につながります。
便通が良くなれば、肌にもよい影響が!
さらにコラーゲンやNMF(天然保湿因子)、髪のキューティクルもアミノ酸でできています。
ダイエットに美容に…と、お酢はいいことづくめです。
生活習慣病の予防にも
お酢を毎日大さじ1杯(15ml)とり続けることでことで、高めの血圧や血中コレステロール値を下げ、食後の血糖値の上昇をおだやかにするはたらきがあると報告されています。
また、お酢には流れをスムーズにして動脈硬化を防いだり、黒酢などに含まれる褐色成分が身体の酸化を防いだりするはたらきもあります。
醤油や塩の代わりにつかうなど、料理にどんどん取り入れましょう。
酸味が薄味の味気無さをカバーし、少しの塩でも味が引き立つので、おいしく減塩することができます。
生活習慣に気をつけている方にオススメの食材です。
無理のない方法で、ぜひ取り入れてみてくださいね♪